自動車保険、保険料の滞納はしていませんか?年払いにしている場合はあまり問題ないと思いますが、月払いにしている方は要注意!
保険料を滞納してしまうと「強制解除」されていまう事があるのです。「解除」される事によってデメリット(再契約ができない等)も発生してしまうのでみていきましょう。
保険会社は契約者を「強制解除」する事ができます。

「解約」じゃなくて「解除」とはどういう事?
自動車保険の契約において、
「解約」とは「自らの意志で契約をやめること」を言い、
「解除」は「保険会社から契約をやめさせられること」と思っていいでしょう。
では、「解除」されてしまうとどんなデメリットがあるのか。
まず、どんな時に契約解除になっていくのでしょうか。
保険料を滞納している場合

保険料が払えない・・・
とはいえ契約している以上、一般的に「2ヶ月以上滞納していると強制解除となる」場合が多いです。
そして、強制解除になると事故が起きても補償はされません。
また、他にも
- 告知義務違反
- 通知義務違反
- 重大事由
上記の違反をしてしまうと解除になる可能性があります。
強制解除によるデメリット
契約違反や保険料の滞納などによって「強制解除」になっていまった場合、新たに自動車保険に再加入する際今までの「等級」が引き継がれません。
よって長い年月をかけて等級を上げた事がすべて最初からやり直しになるのです。
そうなると、「6等級」からスタートするわけですから、
保険料が一番高い状態から保険契約が開始するのです。
現在の保険料が払えなく、滞納している事によってさらに保険料が今後高くなってしまうのです。
すみやかに滞納分を支払い、今の等級を引き継いだ状態で安い自動車保険に切り替える事も一つの対応策・安心策です。
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保険を解約し、「中断証明書」で等級を維持

等級がリセットされてもいいから解約してしまおうかな
保険料が払えない場合や滞納してしまっているからなどの理由で保険を自ら解約する場合は、そのまま解約してしまうともったいないです。
保険料の等級は「中断証明書」を発行してもらうと10年間等級を維持できるのです。
強制解除によって「再加入」に制限がかかる場合も
もし、契約解除されてしまい、「再加入」する事になると、再加入自体が難しくなったり、制限がかかる場合があります。
自動車保険のみならず、保険業では信用情報が共有されますから、滞納があると新たに再加入する際にその情報が知られてしまうのです。
再加入できたとしても、月払いではなく年払いのみでの契約しかできないといった支払方法が制限される事もあるのです。
今後も今の保険料だと支払いが難しい場合
自動車保険は現在は多くの会社が運営しています。
その中から自分に合った保険を選べますから、現在の自動車保険が高くて払うのが難しいならその保険自体が自分の生活レベルに合っていないかもしれません。
今後後悔しないためにも、保険料を安くするチャンスだと思って一度現在の保険を見直すといいでしょう。
※一度に複数の保険会社の見積もりを出して保険料がもっと安くなる方法があります。
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少しでも負担を減らしたいですよね?